VMware Server 2 のブリッジ接続
検証用にVMwareServer2をWindows7へインストールして使っています。仮想マシンのネットワーク接続はNATで行っているのですが、Windows7に正式対応していないためNATを使う場合はちょっとしたコツが必要です。
仮想マシンの台数が増えてくると、サービスを追加するたびにVirtualNetwork設定とホストOSのインターネット共有の設定をしなければなりません。これでは少し面倒なのでホストマシン(Windows7)にNICを追加して、ネットワークに関しては物理サーバと同様に使えるように設定した時のメモです。
・ホストマシン(Windows7)にNICを追加
予算も無いのでカニさんNICと思っていたのですが、今やギガビットのインテルNICが数千円で買えるようです。少し前なら1万円以上したと思います。Windows7の64bitでの実績もあるそうなので、ちょっと奮発してインテルEXPI9301CTを購入しました。
かなりコンパクトです。ドライバCDとロープロファイル用のパーツが付属。

ホストマシン(HPE-190jp)のグラボの影響ためPCIe x4スロットが使えない(?)ようなのでx16スロット(手前)にさしました。(購入したNICはx1 x4 X8 x16で動作可能)

ドライバのインストールは必要ないようです。起動したら追加したNICが認識されていました。

・ネットワーク図
【変更前】
VMnet1→NAT→NIC1を経由して物理ネットワークに接続しています。

【変更後】
各仮想マシンにVMnet0(Bridged)のNICを追加、この(仮想)NICが追加したNIC2を使って直接物理ネットワークに接続します。VMnet1はHost-onlyに変更して残します。

・追加したNIC2の設定
コントロールパネル>ネットワークと共有センター>アダプター設定の変更
追加したNIC2のプロパティを選択して「VMware Bridge Protocol」以外のチェックを全て外します。

・VirtualNetworkの設定
すべてのプログラム>VMware>VMware Server>Manage Virtual Networks
「Host Virtual Network Mapping」タブ>VMnet0を追加したNIC2を選択し「適用」を押します。

NATをオフにします。

・仮想マシンの設定
NICが認識しないことがあるので、一度仮想マシンのNICを削除します。
その後、仮想マシンに「VMnet0」と「VMnet1」のNICを追加します。

「VMnet0」NICの設定
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
HWADDR=00:0c:29:b7:d6:a9
IPADDR=192.168.100.101
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.100.1
「VMnet1」NICの設定(ゲートウエイは設定しなくてOKです)
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
HWADDR=00:0c:29:b7:d6:b3
IPADDR=10.1.1.101
NETMASK=255.255.255.0
この要領で他の仮想マシンも設定します。
設定後、手元のMacBookから arp -a するとちゃんと仮想マシンのMACアドレスが表示されます。
? (192.168.100.101) at 0:c:29:b7:d6:a9 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.102) at 0:c:29:b5:5:24 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.103) at 0:c:29:9c:7f:e1 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.104) at 0:c:29:92:8b:c3 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.105) at 0:c:29:48:31:f6 on en0 ifscope [ethernet]
仮想マシンの台数が増えてくると、サービスを追加するたびにVirtualNetwork設定とホストOSのインターネット共有の設定をしなければなりません。これでは少し面倒なのでホストマシン(Windows7)にNICを追加して、ネットワークに関しては物理サーバと同様に使えるように設定した時のメモです。
・ホストマシン(Windows7)にNICを追加
予算も無いのでカニさんNICと思っていたのですが、今やギガビットのインテルNICが数千円で買えるようです。少し前なら1万円以上したと思います。Windows7の64bitでの実績もあるそうなので、ちょっと奮発してインテルEXPI9301CTを購入しました。
かなりコンパクトです。ドライバCDとロープロファイル用のパーツが付属。

ホストマシン(HPE-190jp)のグラボの影響ためPCIe x4スロットが使えない(?)ようなのでx16スロット(手前)にさしました。(購入したNICはx1 x4 X8 x16で動作可能)

ドライバのインストールは必要ないようです。起動したら追加したNICが認識されていました。

・ネットワーク図
【変更前】
VMnet1→NAT→NIC1を経由して物理ネットワークに接続しています。

【変更後】
各仮想マシンにVMnet0(Bridged)のNICを追加、この(仮想)NICが追加したNIC2を使って直接物理ネットワークに接続します。VMnet1はHost-onlyに変更して残します。

・追加したNIC2の設定
コントロールパネル>ネットワークと共有センター>アダプター設定の変更
追加したNIC2のプロパティを選択して「VMware Bridge Protocol」以外のチェックを全て外します。

・VirtualNetworkの設定
すべてのプログラム>VMware>VMware Server>Manage Virtual Networks
「Host Virtual Network Mapping」タブ>VMnet0を追加したNIC2を選択し「適用」を押します。

NATをオフにします。

・仮想マシンの設定
NICが認識しないことがあるので、一度仮想マシンのNICを削除します。
その後、仮想マシンに「VMnet0」と「VMnet1」のNICを追加します。

「VMnet0」NICの設定
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
HWADDR=00:0c:29:b7:d6:a9
IPADDR=192.168.100.101
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.100.1
「VMnet1」NICの設定(ゲートウエイは設定しなくてOKです)
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
HWADDR=00:0c:29:b7:d6:b3
IPADDR=10.1.1.101
NETMASK=255.255.255.0
この要領で他の仮想マシンも設定します。
設定後、手元のMacBookから arp -a するとちゃんと仮想マシンのMACアドレスが表示されます。
? (192.168.100.101) at 0:c:29:b7:d6:a9 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.102) at 0:c:29:b5:5:24 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.103) at 0:c:29:9c:7f:e1 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.104) at 0:c:29:92:8b:c3 on en0 ifscope [ethernet]
? (192.168.100.105) at 0:c:29:48:31:f6 on en0 ifscope [ethernet]
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